パソコン
XCY X30  Intel Core I7-4500U搭載 Mini PCを買いました

XCY X30 Intel Core I7-4500U搭載 Mini PCを買いました

最近話題のCore I7 4500U搭載で 15,000円台という激安のミニパソコン、XCY製 X30を買いました。

XCY X30 Mini PC Intel Core I7-4500U Barebone 1.8GHz Intel HD Graphics 4200 Windows 10 Dual Core Fanless Mini Desktop PC HDMI VGA WiFi Nettop HTPC

今回買ったのは SSDなし・メモリなしの完全に自分で組み込んでいくタイプのものになります。

わたしが買ったときは送料込みで 15,798円 でした。とてもお安い!

荷物は届いたが…

日本では売っていないので必然的に海外の通販で買うことになるのですが、はっきりいって海外通販で届くものは状態は良くないです。これは日本と違って、海外では箱は中身を守るもので中身さえ無事なら良いという考え方なのかもしれません。

invoiceなどを貼られた袋をあけると変換プラグが雑に入っていました。これは付属品リストには入っていないのでサービス品(おまけ)でしょうか?さすがにサービス品とはいっても、こんな入れ方をされるとかなり不安になります。

当然のことながら箱の状態はあまりよろしくないです。

謎の変換アダプター

海外コンセントを日本仕様に変換するプラグ。壊れていないところを見るとかなり頑丈に作られているようですが、これを使うのはちょっと怖いかも。

開封

箱を開けると上段に本体、中段と下段に付属品があります。モニターに接続するケーブルはついてきませんので、自分で用意する必要があります。


PSE認証なしの12V 5A のACアダプターです。製造メーカーすらわからない怪しいもの。同商品を買った方にはノイズやコイル鳴きなどの問題が発生しているようですが、1ヵ月間使ってこちらの環境では発生がなかったので当たり外れがあるかもしれません。ノイズや、安全性などを気になる方はフェライトコアや同規格のACアダプターを用意したほうが良いでしょう。

外観


重さは650g、大きさは13cm x 13cm

アルミ製でできていて、ケース全体が熱を放熱しやすいようにヒートシンクみたいな形状をしています。箱がぼこぼこでしたが、緩衝材がしっかり入っていたので本体には目立ったキズやへこみはありません。素材がアルミ製なのでよく冷えそうです。工作精度は「意外と悪くない」と言ったところでしょうか、目立ったバリなどもありません。別途、ファンを取り付けることが可能なようになっていますが、内部のスペース的に余裕がないのでファンの取り付けは恐らく無理でしょう…。

内部へのアクセス

4隅のネジをドライバーで外します。かなり舐めりやすいので注意。
DDR3L メモリースロット
SATAコネクタとストレージ用の電源用コネクター
mSATAコネクタ
ファン用3PINコネクタ
BIOS設定保存用のボタン電池 CR2032

マザーボードは独自設計のものだと思われます。何故かCPUがCore I7 4650Uにアップグレードされていました。同様の報告はほかにも挙がっているのでCore I7 4500Uの在庫が無くなったのかもしれません。連絡もなしに本来の仕様と違うCPUが載っているのはかなり問題があると思うのですが、その辺はどうなんでしょう。幸い、4500Uと4650Uが使用する電圧は同じなので載せ替えても問題はないので、ここはアップグレードされたものが届いたと素直に喜んでおくことにします。

スペック表では無線LANカードが搭載されているはずですが、マザーボード上では見当たりません。問い合わせてみると、どうやらこれはSSD・メモリー搭載モデルにのみ付属するとのこと。今回買ったのはSSDなし・メモリーなしのモデルなので付属しないとのことなので無線LAN環境を構築するのなら自分で用意する必要があります。USBタイプの無線LANアダプターが無難だと思います。

メモリー取り付け

PATRIOT ノート用メモリ 低電圧1.35V DDR3L-1600 (PC3-12800) 8GB 204pin SO-DIMM 永久保証 PSD38G1600L2S

今回買ったのはこのメモリーになります。 買ったときは 3,049円でした。 メモリー容量は 8GBです。メモリーはいくらあっても困ることはないので予算があるのであれば 4GBより 8GB積んでおくことをおススメします。

メモリーは斜めから挿しこんで、そのまま倒します。カチッと音がしたらメモリーの装着は完了です。

SSDの取り付け

Crucial ( クルーシャル ) 240GB 内蔵SSD BX500SSD1 シリーズ 2.5インチ SATA 6Gbps CT240BX500SSD1 [ 海外パッケージ ]

今回は2.5インチSSDを購入しましまた。容量は240GBにしましたが、用途や予算に応じて480GBでもいいかもしれませんね。

mSATAという選択肢もありますが mSATAは2.5インチSSDより容量当たりの単価が高いです。

mSATAはケーブルを必要としないので中身がすっきりとする利点もあります。 ただ、マイナーな規格の為、ほかのパソコンへ流用することが難しくあえてチョイスする意味はないでしょう。

パッケージ表
パッケージ裏
本体
ネジで固定します
付属するケーブルで接続します
マザーボード側へはこのように接続します
中はほとんどスペースはありません

ここも迷うことはないかと思います。

OSをインストールして完成

OSのインストール方法はこちらを参考にしてください。

感想

第4世代の Core I7 ですがとてもパワフルで、ネット閲覧・フルFD動画視聴・エクセルやワード程度ならストレスフリーで問題なくこなせます。またファンレスで静かなのと、本体がとても軽くて小さいので持ち運びも楽で場所を選ばず好きなところに置くことができます。

それと、 650g・13cm x 13cmと、とても軽くコンパクトなので出張や旅行に行ったときにホテルのテレビに接続して大画面でパソコン作業や動画の視聴もできますね。 とても頑丈なので少々では壊れることはないでしょう。

問題があるとすれば高負荷作業時の発熱ですね。フルHD動画ならそうでもないのですが、4K動画とかになると70℃以上まで熱くなります。もう触れないぐらい熱いです。発火するまではいかないかと思いますが、やはり精神的によろしくないので、USB扇風機などで風を当てて冷やしてあげることが必要になります。そうなってくるとファンレスの意味がなくなってしまうのでモヤモヤするところではあります。